“信州出身の2人の同姓作曲家”
小山清茂(1914-2009)、小山章三(1930-2017)、二人は異なった立場にありながら、生涯合唱作品を創造し続けました。大衆と乖離せず、音楽界に貢献し、教育にもその任務を貫いた人々でした。
小山清茂は幼少時から村の祭礼や童歌に親しみ、日本の和声法を追求し、小山章三は一般大衆の音楽生活を支えてきました。二人は作曲家や合唱指導者を育み、かつ、信州の山河を歌い、古に思いを馳せながら、歌により故郷の風景を音で描いてきました。今回はラトヴィアの合唱曲と共に、彼らの歌を歌います。
ご来場の皆様への感謝と歓迎の思いを込めて。
松原 千振
出演 | 松原千振(指揮) ジャパン・チェンバー・クワイア |
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曲目 | 長野県歌 信濃の国(編曲:小山清茂) ◎ルネサンスのポリフォニー O.Lasso:Magnificat マリアの賛歌 F.de las Infantas:Loquebantur variis lings 使徒等は語り ◎ラトヴィアの合唱作品 P.Plakidis:In Memoriam 追憶 S.Mence:Ik ritinu kumelinu 朝、馬を駆り立て P.Vasks:Mate saule 母なる太陽 ◎長野県出身の2人の作曲家 小山章三:千曲川の水上を恋ふる歌、山河抄 小山清茂:おてもやん、秋田おばこ、伊那節、誕生祭 |
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