数多くの利点を持った平面交差部の形式であるラウンドアバウト(RAB)の計画・設計・運用に関するわが国初の解説書として、平成28年4月に(一社)交通工学研究会より「ラウンドアバウトマニュアル」が発行されました。本講習会では、RABの特徴や機能、適用条件などの基本事項から、設計の考え方や手順、交通安全対策に至るまで、RABの整備及び運用を進めるために必要な内容を網羅して解説します。また、受講者と講師陣の双方向対話形式によるラウンドテーブルミーティング(RTM)を行い、これらを通してRABの計画設計から安全対策に至るまでのポイントについて網羅的に理解することができます。
ラウンドアバウトは、交通安全対策のみならず、災害に強い地域づくり、魅力的なまちづくりなど、その適用範囲も広い平面交差部の形式です。全国の行政担当者や設計技術者、交通技術者をはじめ、研究者や学生の方々も奮ってご参加ください。
出演 | 講演・長野県でのRAB導入と技術変遷:信州大学准教授 高瀬達夫 情報提供:長野県警察本部交通規制課 管理官 市川正樹、長野県建設部道路管理課 課長 中田英郎 解説 第1章・第2章:名古屋工業大学准教授 鈴木弘司 解説 第3章:国際航業株式会社 阿部義典 解説 第4章:株式会社オリエンタルコンサルタンツ 神戸信人 |
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