2011春の音楽祭は、チェロ界の重鎮・堤剛チェロ・リサイタルで幕開けいたします。堤剛が奏でる円熟なチェロの響きを、心ゆくまでご堪能ください。
堤剛(Tsuyoshi Tsutsumi):
幼少から父に手ほどきを受け、1950年に8歳で第1回リサイタルを開いた。桐朋学園子供のための音楽教室、桐朋学園高校音楽科を通じ齋藤秀雄に師事し、56年に文化放送賞、翌57年に第26回日本音楽コンクール第1位および特賞を受賞。
1961年アメリカ・インディアナ大学に留学し、ヤーノシュ・シュタルケルに師事。63年よりシュタルケル教授の助手を務める。同年ミュンヘン国際コンクールで第2位、ブダペストでのカザルス国際コンクールで第1位入賞を果たし、以後内外での本格的な活動を開始。現在に至るまで、日本、北米、ヨーロッパ各地、オーストラリア、中南米など世界各地で定期的に招かれ、オーケストラとの共演、リサイタルを行っている。
2001年より霧島国際音楽祭音楽監督。1988年秋より2006年春までインディアナ大学の教授を務め、04年4月より桐朋学園大学学長の任にある。07年9月、サントリーホール館長に就任。日本芸術院会員。
出演 | 堤剛(チェロ) |
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曲目 | バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番 黛 敏郎:BUNRAKU コダーイ:無伴奏チェロ・ソナタ 他 [追加曲目] バッハ:無伴奏チェロ組曲第5番より サラバンド [アンコール曲] カザルス:“鳥の歌” バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番より ブーレI/II |
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