―プログラム―
開場時間のホールでは管楽器・弦楽器アンサンブルによるプレ・コンサートを、ホワイエでは数年ぶりの弦楽器体験を行いました。
第1部のはじまりはベートーヴェンの「エグモント」序曲。 メイン曲と同じ劇付随音楽からの選曲で期待を高めます。
そして「トリッチ・トラッチ・ポルカ」の楽しい雰囲気の中、団員による楽器紹介が続きます。 最後はシベリウスの「フィンランディア」。重厚な響きの中第一部を終えました。
全楽章の交響曲、ソリストを迎えての協奏曲と毎演奏会ごとに様々な挑戦をしてきたファミリーオーケストラですが、今回の定期演奏会では合唱付きの音楽に挑みました。
第2部では合唱に軽井沢少年少女合唱団のみなさま、独唱に高島敦子さんと三宮美穂さんをお迎えしてメンデルスゾーンの「真夏の夜の夢」を演奏しました。
この曲の基となったシェイクスピアの戯曲「真夏の夜の夢」になぞらえて、団員達も養成のようなファンタジーを想起させる鳥の羽やキラキラとしたアクセサリーを身につけての登場です。
アンコールには「真夏の夜の夢」でソロを飾った高島先生と三宮さんによるデュエット。おお美しき恋の夜よ!という歌詞の通り甘美なメロディを届けました。
最後は会場のみなさんの手拍子足拍子と一緒にラデツキー行進曲!! 華やかにフィナーレを飾りました。
一緒に素敵なハーモニーを紡ぎあげて下さった軽井沢少年少女合唱団のみなさん、高島先生、三宮さん。 改めて感謝申し上げます。 そしてご来場頂いた皆さま、たくさんの温かい拍手をありがとうございました。
今後とも軽井沢ファミリーオーケストラをよろしくお願いいたします。